竈門界隈(かまどかいわい)ってなに?
【竈門界隈】とは、
竈門神社の近くに生息する
ニホンミツバチが集めた蜂蜜に、
勝手に名前を付けた商品名です
ニホンミツバチの行動範囲は約1~2kmと
いわれています
(セイヨウミツバチの約半分以下)
竈門神社がある筑後市溝口は、面積約133万㎡で、
およそ1.1km四方になります
竈門神社について
筑後平野を流れる矢部川の辺り
鬼滅の刃で話題になった
溝口 竈門神社があります
1014年に筑前国竈門(現在の太宰府市)より勧請され、
当時溝口300戸(令和6年現在:約270世帯)の
氏神様として祀られました。
その場所は現在と異なり、
溝口地区の西南の場所(現在の古宮がある場所)でしたが、
南北朝時代に入り、
この地にあったとされる溝口城の北東(鬼門)
にあたる現在地へ移されたそうです。
(筑後市観光協会HPより)
ニホンミツバチとの出会い
このニホンミツバチ達は、
その【古宮】の近くに住む
我が家の庭に自然入居(令和5年:2023年4月)してくれた
1群からの始まりです
最近は街中のビルの屋上でも
養蜂がおこなわれたりしてますが、
田舎だからできること、田舎でしかできないこと...
何かないかな?と思ったときに
子供のころ祖父が庭先で
ミツバチを飼っていたのを思い出しました
祖父が飼っていたのは、
今思えば箱の形状からして西洋ミツバチだったようです
庭先を眺めていると木々の花にミツバチが来ているので、
近くに生息しているのは間違いないと思い、
大した知識もないまま巣箱を設置してみました
それから2年、何も変化は起こらず
巣箱の劣化だけがすすみました
設置場所が悪いのでは?
という妻の助言に
ちょっと場所を移動させた年の春....
ついにミツバチが自然入居したのです
待ち箱に入ってくるのは
てっきりニホンミツバチだと
思っていたのですが、
それはセイヨウミツバチでした
初回は2019年5月、
この群は
造巣と貯蜜だけで
産卵が始まることなく
約3か月後に滅亡しました
2回目は翌年、
これもセイヨウミツバチ
1箱(10枠)満杯になり、
上下二段の継箱をするまでに成長しました
しかし
1年目の冬にヘギイタダニに感染し、
ダニ対策をやってみたのですが、
対応が遅かったか
翌年の春、
滅亡してしまいました
その後、探索蜂は来てくれるけど
なかなか入居に至りません
2023年
待ち箱の位置を変えて
さらに数も3か所に増やしてみました
どの待ち箱にも探索蜂がやってくるけど
入居に至らない日々が続く...
そんなある日、
庭先に
キンリョウヘンに似た花が咲いていました
妻に聞けば、10年ほど前に他界した
母が育てていたランの一部とか...
試しに花を切って水差しにして
待ち箱の横に置いてみました
すると!
なんと!
ミツバチが!
ニホンミツバチが!
寄ってくるではありませんか!!
そして ついに
2023年4月末
ニホンミツバチが自然入居したのです
2023年4月に入居してくれた群は無事に成長し、
冬を越えて、
2024年4月に分蜂し、3群になりました。
元の群を【チームM】
初回分蜂群を【チームH】
二回目分蜂群を【チームW】
と名付けております
蜂蜜の結晶化
蜂蜜の結晶化は、蜂蜜に多く含まれるブドウ糖が、
温度が下がることで固まる現象です。
蜂蜜の糖度が高いほど、結晶化しやすくなります。
また、花の種類や保存環境も影響します。
糖度と結晶化
蜂蜜はブドウ糖と果糖などの糖分を多く含み、
その糖分が溶けきれなくなると結晶化します。
ブドウ糖は果糖よりも水に溶けにくい性質があり、
低温になると結晶化しやすくなります。
花の種類
蜜源となる花によって、ブドウ糖と果糖の比率が異なります。
ブドウ糖の割合が高いほど、結晶化しやすくなります。
例えば、菜の花、みかん、レンゲなど、
ブドウ糖が多い花から採取された蜂蜜は、
結晶化しやすいため、
アカシヤ蜜のように果糖が多いものは
結晶しにくい傾向があります。
温度
蜂蜜は低温になると結晶化しやすくなります。
一般的に、14℃以下で結晶化が進むことが多いです。
また、温度変化が大きいと結晶化が促進されるため、
保存場所の温度管理も重要です。
結晶化の兆候
蜂蜜の結晶化は、まず容器の底や側面などに
白い結晶が生成する形で始まります。
徐々に結晶は広がって、容器全体を覆うこともあります。
結晶化の対処
結晶化した蜂蜜は、湯煎することで元の状態に戻せます。
ただし、60℃以上のお湯は蜂蜜の品質を損なう可能性があるため、注意が必要です。
【ブドウ糖と果糖】
ブドウ糖と果糖はどちらも単糖類ですが、
その性質や体内での代謝が異なります。
ブドウ糖は血糖値を急上昇させ、エネルギーとして利用される一方で、
果糖は血糖値の上昇が穏やかで、
肝臓で代謝されるため、
過剰摂取すると脂肪として蓄積しやすい傾向があります。
ブドウ糖(グルコース)
特徴:
全身の細胞で直接エネルギー源として利用される。
代謝:
小腸で吸収され、血液中に入り、
インスリンの働きで細胞に取り込まれる。
血糖値:
血糖値を急上昇させる。
エネルギー:
身体の活動や脳の働きに必要なエネルギーを供給する。
貯蔵:
過剰に摂取したブドウ糖は、
グリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵される。
果糖(フルクトース)
特徴:
果物やハチミツなどに多く含まれる単糖類。
代謝:
小腸で吸収され、血液ではなく、直接肝臓で代謝される。
血糖値:
血糖値の上昇がブドウ糖よりも穏やか。
エネルギー:
エネルギー源としても利用されるが、
ブドウ糖よりも効率的に脂肪に変換される。
貯蔵:
過剰に摂取した果糖は、
中性脂肪として肝臓に蓄積されやすい。
まとめ
エネルギー利用:
ブドウ糖は全身の細胞でエネルギーとして利用される。
代謝:
果糖は肝臓で代謝される。
血糖値:
ブドウ糖は血糖値を急上昇させ、果糖は穏やか。
脂肪蓄積:
果糖は過剰摂取すると脂肪として蓄積しやすい。
健康への影響:
ブドウ糖、果糖の摂取量や摂取方法によっては、
肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性がある。